借り入れ

高齢者がお金を借りる方法や借入前に注意すべき点を解説

高齢者でもお金を借りれる方法
ecampus-test

消費者金融には利用可能な年齢の上限が設けられており、高齢者がお金を借りにくい傾向です。

消費者金融の中には年齢の上限が高く設定されており、高齢者でも融資を受けられる金融もあります。

お金を借りられず困っている高齢者は、年齢の上限が高い消費者金融を利用しましょう。

とはいえ審査基準は厳しく、簡単に借りられるわけではありません。

今回は、高齢者におすすめのカードローンと、消費者金融以外でお金を借りる方法について解説します。

    70歳以上の高齢者にもおすすめのカードローン

  • ベルーナノーティスなら80歳まで借り入れできる
  • プロミスなら74歳まで申し込める
    ※申し込みの状況により希望に添えない場合があります

Contents

高齢者がお金を借りる方法を手段別に紹介

高齢者がお金を借りる手段は、以下が挙げられます。

  • カードローン
  • 生活福祉資金貸付制度
  • 年金ローン
  • リバースモーケージ

カードローンは、上記の中で最も借りやすい手段です。

65歳以上であれば、生活福祉資金貸付制度の貸付対象になります。

ろうきんの口座を持っていれば、低金利な年金ローンを利用できます。

リバースモーゲージは、住宅を担保にお金を貸し付けてくれる高齢者に向けたローンです。

早くお金を借りたい高齢者はカードローンがおすすめ

高齢者が早くお金を借りるなら、カードローンを使うのがベストです。

カードローンは担保や保証人なしで利用でき、借りやすいのが特徴です。

消費者金融系のカードローンなら、即日融資に対応しているものもあります。

50万円以内の融資なら、収入証明書不要です。

収入が少なく、収入証明書の用意が難しい人にもおすすめです。

高齢者が利用可能なカードローンは、以下の3種類があります。

種類 特徴
銀行カードローン ・限度額が高い
・専業主婦でも借り入れできる可能性がある
・対応しているATMが多い
消費者金融カードローン ・即日融資できる可能性がある
・無利息期間が設けられたローンもある
・web申し込みに対応している
地方銀行シニア向けローン ・75歳未満まで借りられる
・無担保でも借りられる
・地域密着で安心して借りられる

利息を少なく抑えたいなら、金利が低い銀行カードローンが向いています。

融資スピードを重視するなら、最短即日融資に対応した消費者金融を選びましょう。

しかし、消費者金融は原則69歳までしか借りられません。

70歳以上の人は、普段から使っている地方銀行のシニアローンが向いています。

65歳以上なら生活福祉資金貸付制度の貸付対象になる

65歳以上の人は、生活福祉資金貸付制度が適用されます。

生活福祉資金貸付制度は、生計を維持するのが困難な人に対して支援する制度を指します。

制度の対象となるのは以下の人です。

世帯 特徴
高齢者世帯 65歳以上の高齢者がいる世帯
障害者世帯 身体障害者手帳や療養手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた人がいる世帯
低所得世帯 支援により独立自活でき、必要な資金を他から借り受けられない世帯

生活福祉資金貸付制度には年齢制限がありません。

世帯状況を見て、融資するかを判断します。

65歳以上の人が世帯にいれば、64歳未満の契約者でも審査に通過する可能性があります。

年金だけで生計を立てている人も、状況の厳しさ次第では融資可能です。

ろうきんの口座を持っている人は低金利な年金ローンを受けられる

労金の口座を持っていれば、金利が低い年金ローンを利用できます。

年金ローンは、年金を担保にろうきんから融資を受けられるローンです。

融資可能金額 ・組合員:200万円以内または年間年金受領額のいずれか少ない方
・一般顧客:100万円以内または年間年金受領額のいずれか少ない方
利率 5.575〜7.575%
担保や保証人 不要

労働組合員なら、金利5.75%での借り入れが可能です。

一般顧客なら、金利7.575%で融資を受けられます。

カードローンの金利相場は上限金利で18.0%、銀行系カードローンは上限金利14.20%です。

金利の相場 10万円を1年で
借りたときの利息
合計返済額
年金ローン(組合員) 5.75% 3,140円 103,140円
年金ローン(一般顧客) 7.575% 4,148円 104,148円
カードローン 18% 10,004円 110,004円
消費者金融系カードローン 14.20% 7,856円 107,856円

比較すると、年金ローンの方が4,000円以上お得に借りられます。

年金ローンは、公的年金をろうきんの口座で受給するのが利用の条件です。

他の口座で年金を受け取っている人は、ろうきんでの新規口座開設が必要です。

70歳以上でもお金が借りられる銀行カードローン7選

70歳以上でもお金を借りられる銀行カードローンは、以下の通りです。

この表はスクロールできます

年齢制限 申込条件 金利 限度額
北海道銀行のロゴ北海道銀行カードローン 20歳以上75歳未満 安定した収入がある人 年利1.9%~14.95% 800万円まで
青森銀行のロゴ青森銀行カードローン 20歳以上75歳未満 ・保証会社の保証を受けられる人
・以下に住んでいる人
(北海道・青森県・秋田県・岩手県・宮城県・東京都)
年利2.4%~14.5% 1000万円まで
岩手銀行のロゴ岩手銀行カードローン 20歳以上75歳未満 ・収入が安定している人
・岩手銀行に口座を持っている人※1
年利1.8%~14.6% 1000万円まで
常陽銀行のロゴ常陽銀行カードローン 20歳以上75歳未満 ・継続的に収入が安定している人
・以下に住んでいるか勤務している人
(茨城県・宮城県・福島県・栃木県・千葉県・埼玉県・東京都)
年利1.5%~14.8% 800万円まで
足利銀行のロゴ足利銀行カードローン 20歳以上75歳未満 ・足利銀行の営業エリア内に住んでいる人
・収入が安定している人
・保証会社アコム(株)の保証が受けられる人※2
年利1.5%~14.8% 800万円まで
スルガ銀行のロゴスルガ銀行カードローン 20歳以上70歳以下 収入が安定していて継続的に取引できる人※3 年利3.9%~14.9% 800万円まで
但馬銀行のロゴ但馬銀行 セカンドライフ応援カードローン 60歳以上74歳以下 ・但馬銀行で公的年金を得ている人
・年金担保貸付を利用していない人
年利9.8% 100万円まで
注釈を開く

※1 個人事業主・学生・パート・アルバイト・年金受給者でも利用可能
※2 年金受給者でも収入が安定していれば申し込み可能
※3 消費者信用団体生命保険を希望の人は、保険に加入できることが条件

地方の銀行カードローンは、一部の県に焦点を当てている傾向にあります。

74歳以下で利用できるカードローンがほとんどです。

限度額は800万円〜1,000万円が目安で、十分な額を借りられます。

最大年利は15.0%未満と、年利が低い傾向にあるのもポイントです。

北海道銀行カードローンは月々の返済が2000円からと安い

北海道銀行カードローン

年齢制限 20歳以上75歳未満
申込条件 安定した収入がある人
金利 年利1.9%~14.95%
限度額 800万円まで

北海道銀行カードローンは、月々の返済額が2,000円からと安いのが特徴です。

北海道に住んでいる人だけでなく、全国どこからでも利用できます。

スマホ申込に対応しており、来店せずに申し込めるのもポイント。

事業性資金以外であれば、融資されたお金の用途は自由です。

限度額800万円と、借りられる金額も十分です。

青森銀行カードローンは対象としている地域が多い

青森銀行カードローン

年齢制限 20歳以上75歳未満
申込条件 ・保証会社の保証を受けられる人
・以下に住んでいる人
(北海道・青森県・秋田県・岩手県・宮城県・東京都)
金利 年利2.4%~14.5%
限度額 1000万円まで

青森銀行カードローンは、対象地域が多いです。

上記のように、合計で7都道府県から利用できます。

青森銀行に口座があれば、来店不要でWeb完結申込が利用できます。

口座がなければWebで仮申込をし、直接来店して開設するシステムです。

口座開設はスマホの口座開設アプリから行えます。

岩手銀行カードローンは年金受給者や専業主婦を問わず申し込み可能

岩手銀行カードローン

年齢制限 20歳以上75歳未満
申込条件 収入が安定している人
岩手銀行に口座を持っている人
金利 年利1.8%~14.6%
限度額 1000万円まで

※個人事業主・学生・パート・アルバイト・年金受給者でも利用可能

岩手銀行カードローンは、専業主婦や年金受給者を問わず申し込めるカードローンです。

個人事業主や学生、パートやアルバイトも申込可能です。

利用する際は、岩手銀行に口座を作るのが条件。

岩手銀行は、以下に住んでいるか勤めている人が開設できます。

  • 岩手県
  • 宮城県
  • 青森県
  • 秋田県
  • 東京都

74歳まで申し込めるため、高齢者にもうってつけです。

常陽銀行カードローンは茨城県以外の人でも利用できる

常陽銀行カードローン

年齢制限 20歳以上75歳未満
申込条件 ・継続的に収入が安定している人
・以下に住んでいるか勤務している人
(茨城県・宮城県・福島県・栃木県・千葉県・埼玉県・東京都)
金利 年利1.5%~14.8%
限度額 800万円まで

常陽銀行カードローンは、茨城を含む7都道府県に在住、または勤務している人が利用できます。

常陽銀行の口座不要で申し込みできるのが特徴です。

銀行を利用する際に、口座開設の手間を省きたい人にも向いています。

年齢制限も75歳未満までと高く、幅広い高齢者が利用できます。

金利が低く限度額も十分な、実用的なカードローンです。

足利銀行カードローンはオートチャージ機能を持っているのが特徴

足利銀行カードローン

年齢制限 20歳以上75歳未満
申込条件 足利銀行の営業エリア内に住んでいる人
収入が安定している人
保証会社アコム(株)の保証が受けられる人
金利 年利1.5%~14.8%
限度額 800万円まで

※年金受給者でも収入が安定していれば申し込み可能

足利銀行カードローンは、オートチャージ機能を持つのが特徴です。

オートチャージは口座残高が足りないときに料金が引き落とされる際、不足分を自動融資する機能です。

残高不足で料金引き落としに失敗しがちな人に向いています。

安定した収入があれば、年金受給者でも利用できます。

足利銀行の営業エリアに住んでいる必要があり、利用できる人は限られるのがデメリットです。

スルガ銀行カードローンは利用地域の制限がなく全国から申込可能

スルガ銀行カードローン

年齢制限 20歳以上70歳以下
申込条件 収入が安定していて継続的に取引できる人
金利 年利3.9%~14.9%
限度額 800万円まで

※消費者信用団体生命保険を希望の人は、保険に加入できることが条件

スルガ銀行カードローンは、全国から申し込めるカードローンです。

利用地域に制限がなく、幅広い人が利用できます。

申込時の年齢は70歳以下までで、71歳以上の人だと申し込めません。

審査に通れば75歳まで新規借入が可能です。

71歳を迎える前に利用をスタートしましょう。

但馬銀行 セカンドライフ応援カードローンはシニア向けに作られた商品

但馬銀行カードローン

年齢制限 60歳以上74歳以下
申込条件 ・但馬銀行で公的年金を得ている人
・年金担保貸付を利用していない人
金利 年利9.8%
限度額 100万円まで

セカンドライフ応援カードローン、シニア向けに作られたカードローンです。

年齢制限が60歳以上から74歳以下までと、シニアに絞って提供しています。

収入の安定性は申込条件に関係なく、但馬銀行で年金を受給しているなら利用できます。

年利は9.8%の固定で、利息が膨らみにくいカードローンを探している人におすすめです。

限度額は100万円までなので、少しお金を借りたい人に向いています。

70歳前後で収入がある高齢者におすすめの消費者金融4選

70歳前後で収入がある人におすすめの消費者金融は、以下の4つです。

借入限度額 金利 即日融資 申込可能年齢 無利息期間
プロミスのロゴプロミス 1万円~500万円 4.5%~17.8% 即日融資も可能※1 18~74歳※2 最大30日間※3
アイフルのロゴアイフル 1万円~800万円 3.0%~18.0% 即日融資も可能 20~69歳 最大30日間
アコムのロゴアコム 1万円~800万円 3.0%~18.0%※4 即日融資も可能 18歳以上(成人以上) 最大30日間
レイクのロゴレイク 1万円〜500万円 年4.5%~18.0%※5 即日融資も可能 20~70歳 ・30日間無利息※6
・60日間無利息※6
・180日間無利息※6
注釈を開く

※1 お申込みの時間帯によって、当日中のご融資ができない場合があります。
※2 申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。
※3 高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込いただけません。
※3 メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
※4 契約極度額100万円以上の場合、3.00%~15.00%
※5 貸付利率は契約額と利用残高に応じて変動します。
※6 <180日・60日共通の注釈>
・初めてなら初回契約日の翌日から無利息
・無利息期間経過後は通常金利適用
・30日間無利息、60日無利息、180日間無利息の併用不可
・ご契約額が200万円超の方は30日間無利息のみになります
※6 <60日間無利息の注釈>
・Webで申込いただき、ご契約額が1~200万円の方。
・Web以外で申込された方は60日間無利息を選べません。
<180日間無利息の注釈>
・契約額1万円~200万円まで
・お借入額の5万円まで

レイクの貸付条件
貸付利率(実質年率):4.5%~18.0%
※貸付利率はご契約額およびご利用残高に応じて異なります。
申込資格:満20歳~70歳(国内居住の方、日本の永住権を取得されている方)
遅延損害金(年率):20.0%
返済方式:残高スライドリボルビング方式/元利定額リボルビング方式
返済期間・回数:最長5年・最大60回
※融資枠の範囲内での追加借入や繰上返済により、返済期間・回数はお借入れ及び返済計画に応じて変動します。
必要書類:運転免許証等
※収入証明(契約額に応じて、新生フィナンシャルが必要とする場合)
担保・保証人:不要
商号・名称:新生フィナンシャル株式会社
貸金業者の登録番号:関東財務局長(10) 第01024号
日本貸金業協会会員第000003号

最大金利は18.0%未満が目安で、地方銀行のカードローンと比べると高い傾向にあります。

即日融資可能なカードローンで、今すぐにお金が必要な人におすすめです。

基本的に無利息期間も設けられているので、利息面で得をしたい人にもピッタリです。

申し込める年齢は70歳前後で、高齢者でも利用できます。

プロミスは70歳以上の借り入れにも対応した消費者金融

プロミスのオリジナル商標画像

公式サイト https://cyber.promise.co.jp/APA01X/APA01X01
借入限度額 1万円~500万円
金利 4.5%~17.8%
即日融資 即日融資も可能※1
申込可能年齢 18~74歳※2
無利息期間 最大30日間※3

※1 お申込みの時間帯によって、当日中のご融資ができない場合があります。
※2 申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。
※2 高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込いただけません。
※3 メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です

プロミスは、74歳まで借り入れ可能な消費者金融です。

メールアドレス登録とWeb明細利用の登録は必須ですが、初めての人なら30日間の無利息期間が付きます

利息の支払いをなるべく抑えたい人におすすめです。

セブン銀行のATMで、24時間お金を借りられます。

プロミスの店舗に直接行く必要がなく、遠出が難しい人にも向いています。

アイフルは在籍確認の連絡がなくバレずに利用できる

アイフルのオリジナル商標画像

公式サイト https://www.aiful.co.jp/
借入限度額 1万円~800万円
金利 3.0%~18.0%
即日融資 即日融資も可能
申込可能年齢 20~69歳
無利息期間 最大30日間

アイフルは在籍確認の連絡がなく、周りにバレずに融資を受けたい人におすすめです。

在籍確認とは、本人が働いているかを確認するために、勤務先に電話する審査を指します。

パートやバイトで働いている高齢者も、職場に迷惑をかけず利用できます。

在籍確認を省略し、最短18分と審査を早められるのもメリットです。

インターネット返済に対応しており、時間や場所を問わずいつでも返済できます。

即日融資も可能なので、今すぐにお金が欲しい人にも向いています。

消費者金融のアコムなら65歳以下でも借りられる可能性が高い

アコムのオリジナル商標画像

借入限度額 1万円~800万円
金利 3.0%~18.0%
即日融資 即日融資も可能
申込可能年齢 18歳以上
無利息期間 最大30日間


※ 契約極度額100万円以上の場合、3.00%~15.00%

アコムなら70歳以下でも借りられる可能性が高いです。

申込できる年齢の上限は公表されていませんが、他の消費者金融と同じく65歳前後の申込に対応している可能性があります。

時間を問わず、いつでもスマホで申し込めるのもポイントです。

スマホで申し込めば最短20分で融資されるため、今すぐお金が必要な人にもおすすめです。

インターネット返済に対応しており、手軽に返済できます。

※ お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

レイクは70歳までお申込みが可能

レイクのオリジナル商標画像

借入限度額 1万円〜500万
金利 年4.5%〜18.0%
※貸付利率はご契約額およびご利用残高によって異なります
即日融資 即日融資も可能
申込可能年齢 20~70歳
無利息期間 ・30日間無利息
・60日間無利息
・180日間無利息

 

注釈を開く

<180日・60日無利息について>
※初めてなら初回契約日の翌日から無利息
※無利息期間経過後は通常金利適用
※30日間無利息、60日無利息、180日間無利息の併用不可
※ご契約額が200万円超の方は30日間無利息のみになります
<60日間無利息について>
※Webで申込いただき、ご契約額が1~200万円の方。
※Web以外で申込された方は60日間無利息を選べません。
<180日間無利息について>
※契約額1万円~200万円まで
※お借入れ額5万円まで

レイクは、高齢者でも利用可能な消費者金融です。

レイクは最近、年齢の上限が69歳から70歳まで引き上げられました。

期間ごとに無利息期間が設けられており、借りる金額や申込方法で期間を選べます。

Web申し込みなら、最短25分で融資も可能です。

※21時(日曜日は18時)迄のご契約手続完了(審査・必要な書類の確認を含む)で、当日中にお振り込みが可能。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。
※審査結果によってはWebでのご契約手続きが行えない場合があります。

貸付条件
貸付利率(実質年率):4.5%~18.0%
※貸付利率はご契約額およびご利用残高に応じて異なります。
申込資格:満20歳~70歳(国内居住の方、日本の永住権を取得されている方)
遅延損害金(年率):20.0%
返済方式:残高スライドリボルビング方式/元利定額リボルビング方式
返済期間・回数:最長5年・最大60回
※融資枠の範囲内での追加借入や繰上返済により、返済期間・回数はお借入れ及び返済計画に応じて変動します。
必要書類:運転免許証等
※収入証明(契約額に応じて、新生フィナンシャルが必要とする場合)
担保・保証人:不要
商号・名称:新生フィナンシャル株式会社
貸金業者の登録番号:関東財務局長(10) 第01024号
日本貸金業協会会員第000003号

75歳以上がキャッシングできる消費者金融3選

75歳〜80歳以上でもキャッシングできる消費者金融は以下の3社です。

借入限度額 金利 申込可能年齢 返済期間 返済回数
ベルーナノーティス 1万円~300万円 4.5%~18.0% 20~80歳 最長9年9ヶ月 最大117回
かんたん安心カードローン 1万円~500万円 6.5%~17.8% 20歳から80歳 1~60ヶ月 1~60回
プランネルフリーローン300 10万円~300万円 ・100万円未満:実質年率18.0%
・100万円以上300万円未満:実質年率15.0%
・300万円:実質年率4.5%
20~85歳 最長8年 ~96回払い

※ 最終借入後原則5年

借入限度額は基本的に300万円ほどで、多くて500万円まで借りられます。

金利は大手消費者金融と同じく、18.0%前後が主です。

80〜85歳まで対応しているので、他の消費者金融だと年齢的に申し込めない人におすすめです。

返済回数が多く、最大で117回の返済に対応している消費者金融もあります。

返済期間も長いので、自分のペースで返済できます。

ベルーナノーティスなら80歳まで借り入れが可能

ベルーナノーティスカード・ローン

公式サイト https://www.b-loan.jp/
借入限度額 1万円~300万円
金利 4.5%~18.0%
申込可能年齢 20~80歳
返済期間 最長9年9ヶ月
返済回数 最大117回

ベルーナノーティスは、80歳まで借りられる消費者金融です。

利用者の71%が60歳以上のため、高齢者でも安心して借りることができます。

返済は月々2,000円からで用意されており、本人の都合に合わせたプランを利用することが出来ます。

利用限度額内なら、何度でも借り入れが可能です。

返済期間も最大9年9ヶ月と、長く設定されています。

インターネットが不安な高齢者をオペレーターが徹底サポートしてくれる、高齢者向けの消費者金融でもあります。

年金だけでも借りられる可能性があるかんたん安心カードローン

カンタン安心カードローン

借入限度額 1万円~500万円
金利 6.5%~17.8%
申込可能年齢 20歳から80歳
返済期間 1~60ヶ月
返済回数 1~60回

※ 最終借入後原則5年

かんたん安心カードローンは、収入が年金のみでも借りられる可能性がある消費者金融です。

急いでいる人には即日で口座へ振り込めるため、すぐにお金が欲しい人に向いています。

年齢を問わず保証人や担保もなく、年齢のみを理由に利用停止にはなりません。

審査必須ですが、希望があれば利用可能額の増額も対応します。

利息は借入残高に対して利用日数分だけ掛かる仕組みです。

最長96回までの返済プランを選べるプランネルフリーローン300

プランネルフリーローン

借入限度額 10万円~300万円
金利 ・100万円未満:実質年率18.0%
・100万円以上300万円未満:実質年率15.0%
・300万円:実質年率4.5%
申込可能年齢 20~85歳
返済期間 最長8年
返済回数 ~96回払い

プランネルフリーローン300は、最長96回までの返済プランを選べる消費者金融です。

100万円を借りて96回払いを選択すれば、月に18,000円ほどの返済で済みます。

毎月の返済における負担を減らしたい人におすすめです。

申込可能年齢も85歳と、今回紹介する消費者金融の中では最も高いです。

銀行引落や郵便振込と、色々な方法で返済できます。

高齢者だからこそ消費者金融でお金を借りる3つのメリット

高齢者が消費者金融でお金を借りるメリットは、以下の3つがあります。

  • 保証人不要で借りられる
  • 担保がなくても借りられる
  • 免許証以外の本人確認書類を利用できる

消費者金融は保証人不要で借りられるため、周りに迷惑を掛けずに融資を受けたい人に向いています。

担保がなくても借りられるので、車や家を持っていなくても問題ありません。

免許証以外の本人確認書類の受付により、免許返納した人でも申し込めます。

保証人が不要でも借りられて周りの人に迷惑をかけずに済む

高齢者が消費者金融でお金を借りるなら、保証人不要で周りに迷惑が掛かりません。

仮に保証人を立てるとき、連帯保証人になれるのは以下の人です。

  • 申込者の4親等以内である
  • 未成年者や学生ではない
  • 申込者と同一生計ではない
  • 債務整理中ではない
  • 安定した収入がある

赤の他人を保証人にするのは現実的でなく、親戚を保証人に選ばなければいけません。

知人に借り入れがバレるのはもちろん、保証人になるプレッシャーやストレスを与える可能性も。

借り入れに対して悪いイメージがあると、距離を置かれて関係が悪くなるかもしれません。

消費者金融は保証人不要で申し込めるので、お金を借りるまでは周りにバレないのがメリット。

お金を借り始めると、以下のケースでバレる恐れがあります。

  • 郵送物を家族に見られる
  • 消費者金融からの電話に対応される

消費者金融は、スマホアプリを使えば郵送物やカードなしで借りられます。

家や車の担保がなくても借り入れが可能

消費者金融は、借り入れの際に家や車といった担保が不要です。

車を既に売っている、家を担保にすると住めなくなる人でも安心して利用できます。

消費者金融は担保がない代わりに、最大18.0%と金利が高い傾向にあります。

10万円を半年間借りたと想定したとき、最終的に払う利息は以下です。

金利 利息の総額 月に払う金額
消費者金融 18.0% 5,000円ほど 18,000円ほど
銀行カードローン 14.0% 4,000円ほど 17,000円ほど

比較すると、銀行カードローンは利息が1,000円分安いです。

消費者金融は、一定期間無利息で利用できる無利息期間を設定しています。

30日~60日程度の借り入れなら、利息を払わずに返済できる可能性があります。

免許証以外の本人確認書類を受け付けている

消費者金融では、免許証を含め以下の本人確認書類を提出できます。

  • 運転免許証
  • 運転経歴証明書
  • 健康保険証
  • マイナンバーカード
  • パスポート

高齢者で免許証を返納している人でも、他の書類で本人確認が可能です。

手に入れやすいマイナンバーカードがあるのもポイントです。

顔写真がない書類だと、住所を記載した公共料金の領収書を一緒に提出する必要があります。

スムーズに申し込めるよう、念のため公共料金の領収書は用意しておきましょう。

リバースモーゲージなら低所得の高齢者でもお金を借りられる

低所得な高齢者は、リバースモーゲージでお金を借りましょう。

リバースモーゲージとは、所有している土地や家を担保にお金を借りる方法です。

契約者が死亡したときに担保を売却し、元金を相殺するのが特徴です。

毎月の返済は利息だけで、元金を支払わなくても問題ありません。

リバースモーゲージの金利は、2.0%〜3.0%台が相場です。

金利18%の消費者金融と比較し、300万円を1年で借りたときに支払う月額を見てみましょう。

金利 月に払う金額 利息の合計
リバースモーゲージ 3% 4,081円 48,972円
消費者金融 18% 25,036円 300,468円

リバースモーゲージの方が、月に20,955円もお得に返済できます。

残っている住宅ローンをリバースモーゲージに切り替えれば、支払いが利息のみになり返済のしやすさが向上します。

素早く完済すれば担保の家や土地を残せる

リバースモーゲージは、素早く完済すれば担保を売却せず残せます。

リバースモーゲージで担保が売却されるのは、契約者が亡くなり返済不可になったときです。

完済すれば担保の売却が不要になり、担保にした家や土地を失わずに済みます。

契約者が亡くなっても、生きている配偶者に契約を引き継げる可能性があります。

契約者が亡くなったからといって、すぐに家や土地を売却される心配はありません。

デメリットは担保の家や土地の評価額によっては限度額が少なくなること

リバースモーゲージは、担保の評価によって借入限度額が少なくなります。

借りる前だけでなく、借りている最中に評価額が下がる可能性も。

リバースモーゲージは担保売却時の不足を防ぐため、限度額は不動産評価額の50~60%に設定しています。

評価額が1,000万円の担保なら、限度額は500万円〜600万円になる計算です。

不動産評価額は経済情勢により日々変動するため、限度額が途中で変化する可能性があります。

最初は評価額1,000万円でも、変動して800万円になれば、400~480万円の限度額になります。

  • 元金を支払わない代わりに利息の返済は生涯続く
  • 相続人が担保売却による一括返済を行うため、借入前に同意を得なければいけない
  • 長生きするほどお金が足りなくなり、借入金額が増える恐れもある

上記のデメリットもあり、リバースモーゲージは他でお金を借りられないときの最終手段と考えましょう。

高齢者がお金を借りる前に確認するべき注意点

高齢者は、年齢が高いためにお金を借りる際に注意する点があります。

  • 対象年齢を超えると追加融資が不可になる
  • 基準以上の完済予定年齢だと審査には合格できない
  • 年金のみで生活していると審査に通らない可能性がある
  • 本人が亡くなったときは子どもが代わりに返済する
  • 違法業者を利用してはいけない

金融機関での借り入れは、利用できる年齢の上限が決められており、途中で上回ると追加融資ができなくなります。

完済予定年齢が基準以上だと、審査に通りません。

年金だけの収入でも審査に通らない可能性が高いです。

借入中に本人が亡くなると、返済義務が子どもへ移ります。

違法業者からの借り入れは利用しないでください。

借り入れ中でも対象年齢を上回ると追加融資が停止される

借入中に対象年齢が上回ると、追加融資が停止されます。

年齢上限70歳の消費者金融であれば、借入中に71歳になった段階で追加融資不可です。

年齢上限の年で申し込むと、追加融資は1年以内にできなくなります。

長く利用するためにも、年齢上限が高く設定されている以下の消費者金融を利用するのがベストです。

消費者金融 申込可能年齢
ベルーナノーティス 20~80歳
かんたん安心カードローン 20歳~80歳
プランネルフリーローン300 20~85歳

今回紹介した消費者金融の中では、プランネルフリーローン300の85歳が最も高い年齢上限です。

基準を超える完済予定年齢だと審査に通らない

完済予定年齢が高齢だと、審査に通る可能性が低いです。

金融機関が高齢者を審査するとき、以下を照らし合わせて完済時の年齢を計算します。

  • 申し込んだ年齢
  • 借入希望金額
  • 返済月額

計算によって導き出された完済予定年齢が基準を超えていると、返済しきれないと判断され審査から落とされます。

少額の借入希望金額を申請し、返済が現実的であると判断してもらうのがベストです。

完済予定年齢の基準は金融機関によって違い、ほとんどは公表されていません。

公表しているJAシルバーライフローンでは、完済時の年齢基準を80歳未満としています。

お申込み時年齢が60歳以上、75歳以下の方 (完済時年齢が80歳未満)
引用元:JAシルバーライフローン | JAたまな

75歳で申請する際、80歳までに返済できるよう月ごとの返済額を計算し、返済可能な借入可能額を申し込みましょう。

年金だけでは審査に通らない可能性が高い

消費者金融では、年金収入だけだと審査に通らない可能性が高いです。

年金だけだと十分な収入が見込めず、返済能力に欠けると判断されるためです。

年金収入で生計を立てている人は、審査において無職と同じ扱いになります。

年金だけでお金を借りたい人は、以下の年金収入のみでも申し込める消費者金融を利用しましょう。

  • auじぶん銀行カードローン
  • 三菱UFJ銀行バンクイック
  • みずほ銀行カードローン
  • セブン銀行カードローン
  • オリックス銀行カードローン

アルバイトやパートで収入を得るのがベスト

希望する消費者金融が年金のみでは申し込めなければ、アルバイトやパートで収入を得ましょう。

月収2万円ほどでも、安定した収入があると見なされて審査に通過できる可能性があります。

バイトやパートでの収入がきっかけで、お金を借りる必要がなくなるかもしれません。

お金を借りなければ返す必要もなくなり、経済的な負担が抑えられます。

バイトやアルバイトをしてみて、それでもお金が足りなければ消費者金融を利用しましょう。

借入者が亡くなった場合は子どもへ返済義務が相続される

お金を返済する前に契約者が亡くなると、返済義務が子どもへ移ります。

子どもへ想像される財産には、消極財産も含まれるためです。

承継される財産には、預貯金や不動産などの積極財産だけでなく、銀行に対するローンなどの債務(消極財産)も含まれます。
引用:相続に関するルールが大きく変わります

子どもが裁判所へ申し立てを行い、相続放棄する手段もあります。

相続放棄すると預貯金や不動産など、プラスの財産ごと相続できなくなる可能性があります。

返済義務を子どもに移さないためにも、生きている内に素早く完済するのがベストです。

借りる前に子どもへ相続について相談し、了承を得てから融資を受ける手段もあります。

返済義務を相続させたくないなら、リバースモーゲージや不動産担保ローンを選びましょう。

違法業者から借り入れの誘いが来ても絶対に利用しない

違法業者から借り入れの誘いが来ても、決して利用しないでください。

高齢者はお金を借りる手段が少なく、違法業者に頼ってしまうケースがあります。

違法業者は法外な金利で貸し付けを行い、取り立てが厳しく大きな負担になります。

「審査が甘い」「誰でも利用可能」といった言葉に惑わされず、国に認められている消費者金融を利用しましょう。

年金を担保にした年金担保貸付制度は終了している

年金担保貸付制度は、令和4年3月末を持って申込が終了しました。
引用:年金担保貸付制度終了のご案内 |厚生労働省

年金を担保に貸し付けを行えるのは、福祉医療機構を通した公的制度のみです。

他の業者による年金担保貸付は違法です。

ネット広告や電話で「年金を担保に貸し付け」と聞いても、利用しないでください。

高齢者でも審査なしでお金を借りる方法は3つある

高齢者が審査なしでお金を借りる方法は、以下の3つです。

  • 生命保険の契約者貸付
  • ゆうちょ銀行の自動貸付
  • 生活保護

生命保険の契約者貸付は、60歳以降でも生命保険料を払い続けている人に向いています。

ゆうちょ銀行の自動貸付は、定期貯金や定額貯金をしている人におすすめです。

どのような手段でもお金を借りられないときは、生活保護を受けるのも1つの手です。

60歳以降でも生命保険料を支払っているなら生命保険の契約者貸付が可能

60歳以降でも生命保険料を支払っている人には、生命保険の契約者貸付がおすすめです。

契約者貸付とは、生命保険の解約返戻金を担保にお金を借りる制度です。

生命保険の解約でも解約金を手に入れられますが、保険料を支払う期間が短いため、受け取れる金額が減ります。

何より、万が一の場面で保険を利用できなくなるのがデメリットです。

契約者貸付は保険を解約せず、解約返戻金を担保に借り入れします。

融資を受けている間も保険のサービスすべてを利用できるので、もしものときにも安心。

返済期限は決められておらず、生活が圧迫されにくいのもメリットです。

生命保険そのものを契約するのではなく、契約者貸付制度を利用してリスクを減らしましょう。

定期貯金や定額貯金をしているならゆうちょ銀行の自動貸付がおすすめ

ゆうちょ銀行の自動貸付は、定期貯金や定額貯金をしている人におすすめです。

ゆうちょ銀行の自動貸付は、定期貯金や定期預金を担保とし定期貯金を解約せずにお金を借りる制度です。

預金口座の残高がなくなった時点で、自動的に貸し付けされます。

例えば、口座の残高が3万円のときに5万円を引き出すと、不足分の2万円が融資される仕組みです。

審査や申込不要で、手軽にお金を借りられます。

定期貯金のお金を使いたくない人は、自動貸付を利用しましょう。

高齢者でどうしてもお金が借りられない場合は生活保護がおすすめ

どのような手段を使ってもお金を借りられない人は、生活保護も検討しましょう。

生活保護とは、本人が働けない状態で、家族から援助が受けられない人を対象とした制度です。

高齢者であるほど、身体の不調で働けない事情をくみ取られ、適用されやすい制度でもあります。

生活保護を受けている人の45.5%が65歳以上の高齢者というデータもあります。
参考:生活保護制度の現状について

生活保護を受けている人の半数が高齢者といったデータもあります。

生活保護は、家や土地などの財産があると受けられません。

担保にできる財産がある人は、リバースモーゲージでお金を借りる方法もあります。

\80歳まで借入可能/

記事URLをコピーしました