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2017.06.01
宮城 ~ご当地シリーズ4~


 ご当地シリーズ第4弾は宮城です。とうとう宮城、宮城県です。県庁所在地は言わずと知れた仙台市です。宮城県は東北6県(青森県・岩手県・宮城県・福島県・秋田県・山形県)の中で、総面積は最も小さく、可住可能なのは県の43%、人口密度は最も高く325人/平方kmです。東北一栄えている県、それが宮城県です。栄えている県は、地方都市名の方がひとり歩きして有名になっていきます。札幌、横浜、名古屋、神戸、そして仙台ですね。
 人口は、もともと東北一ではなかったんですね。1920(大正9)年には福島県、山形県に次いで第3位です。1925(大正14)年に山形県を抜いて第2位。1980(昭和55)年
東北で第1位となります。そんなに古くからでないことに驚きました。
 この人口増加を支えたのが仙台市です。仙台市が全てという程、仙台市に偏った構成になります。仙台市は東北でありながら雪があまり降らず住みやすいとのことです。インフラも整い東北大学を初めとした学校も多数存在しています。

 

 ここで東北大学について触れておきます。東北大学(略して東北大)はキャンパスが5つ。片平キャンパス(仙台市青葉区片平)、川内キャンパス(仙台市青葉区川内)、青葉山キャンパス(仙台市青葉区荒巻字青葉)、星陵キャンパス(仙台市青葉区星陵町)、雨宮キャンパス(仙台市青葉区堤通雨宮町)とありますが、すべて仙台市青葉区にあります。集中している利点はあるはずです。帝国大学としては東京帝国大学、京都帝国大学についで3番目に設立されています。東京帝国大学の設立は1886(明治19)年、京都帝国大学の設立は1897(明治30)年、そして東北帝国大学の設立は1907(明治40)年となります。
 学部は文学部、教育学部、法学部、経済学部、理学部、医学部、歯学部、薬学部、工学部、農学部の10学部になります。さらに大学院は17の研究科があります。文学、教育学、法学、経済学、理学、医学系、歯学、薬学、工学、農学、国際文化、情報科学、生命科学、環境科学、医工学、教育情報学教育部、教育情報学研究部です。こう見るだけですべてが詰まっている感があります。さすが日本の頭脳ですね。
 よく教授とか准教授とか言いますけど、東北大のホームページを見ると教員数3,184名の内訳は、教授889名、准教授748名、講師170名、助教1,183名となっています。ちなみに事務 技術職員は3,248名と教員数よりの多くなっています。あと数字で気になったのは、学生数に占める留学生の割合ですね。計算してみますと学部学生の場合、全学生に占める留学生は1.6%です、それに対して、大学院生の場合では、全学生に占める留学生は16.1%となります。大学院生ともなると世界から学生が集まってきているんですね。

 

 さて、話を宮城に戻します。食べ物が美味しいようですね。牛たん、仙台牛、笹かまぼこ、ササニシキ、ひとめぼれ、萩の月、ずんだもち等が有名です。わたしはよくランチで『牛たん・とろろ・麦めし ねぎし』に行きますが、美味しいですよね。
 観光地などですと、仙台城(青葉城)、松島、気仙沼、広瀬川、蔵王山などです。今度ぜひ寄ってみたいと思います。
宮城県、どうでしたでしょうか?ご当地シリーズ次回は秋田県です。早速秋田の情報収集を開始します。それでは、またお会いしましょう。

 

(コラム*FPロバ)

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