コラム
2015.08.01
手軽に有酸素運動始めませんか?
皆さんは普段運動してますか?
私の家の近くには川が流れており、とても大きな公園もあります。よく犬の散歩で川沿いや公園に行くのですが、どんな時間帯でもウォーキングやジョギングをしている人に必ず会います。私自身長時間走るのは苦手でして、最近スポーツジムに通い始めたのでジム以外でも運動を取り入れていけたらな…と思い、今回ウォーキングとジョギングの違いを調べてみたのでご紹介していきたいと思います。
ウォーキングとはその名の通り歩くことです。体への負荷が軽く、より安全かつ大した知識もいらず楽に出来る所が魅力的ですね!ジョギングは無理のないスピードで走ることをいい、ウォーキングは片足が必ず地面に付いているのに対して、ジョギングは両足が一瞬でも地面から離れるという違いがあります。その為、体重の数倍の重量が膝や足首などの関節に負担がかかり、ケガの危険が自転車や水泳に比べて高めです。もちろん消費カロリーはウォーキングに比べてジョギングの方が同じ時間行うならおよそ1,5~2倍になり、ジョギングの大まかな消費カロリーは体重(kg)×距離(km)=消費カロリー(kcal)で計算できます。例えば体重60kgの人が3kmのジョギングをしたら60×3=180kcalなので、おにぎり1つ分位の消費カロリーになります。ちなみに、ジョギングをさらにスピードアップさせたものがランニングになります。
ウォーキングもジョギングもそもそも有酸素運動です。ダイエットや健康管理にはこの有酸素運動が有効です。有酸素運動とは体内に取り込んだ酸素が糖質と脂質を分解してエネルギーに変えてくれるのです。人の体は運動を開始してすぐ脂肪が燃焼するわけではなく、最初の10分程度は酸素の供給が間に合わないので血液中の『糖質』や筋肉、肝臓内に貯蔵されている『グリコーゲン』を燃料として消費します。10分ぐらいから徐々に酸素の供給ができてくると『血中脂肪』をじわじわ燃焼し始めるのです。運動時間が経てば経つほど糖質より脂肪が多く利用されるようになります。開始20分あたりからは、血中のエネルギー源が不足してきて今度は脂肪細胞として蓄えられた『体脂肪』を分解しはじめ、血液中に送り出しそれが酸素と結びついてエネルギーになります。体脂肪は皮下脂肪と内臓脂肪に分けられます。この2つの脂肪のうち、内臓脂肪のほうが代謝が活発なため、どんどん使われます。病気につながりやすいのは内臓脂肪なので、有酸素運動は病気予防にもなりますね!20分を超えれば、この体脂肪が主要なエネルギー源になります。
有酸素運動には十分な酸素や糖質も必要です。運動経験が乏しい人だとダイエットによる過剰な食事制限や、急激な運動により、今の時期だと熱中症で倒れることがあります。有酸素運動も続けていくことが重要です。健康のためには無理をせず、楽しく続けられるようにまずはウォーキングから始めて、徐々に距離を伸ばしていき、たまにジョギングを入れつつやってみることをオススメします!運動不足の方は是非この機会に、適度な運動を心がけて生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
2015年8月1日 10:00 AM | カテゴリー: コラム