コラム
2014.06.01
ダイエットしてますか?=健康管理は食生活から=
夏はすぐそこまで近づいてきていますね。薄着の季節ということもあり、ダイエット中の方も多いのではないのでしょうか?私もその一人でして、正直楽して痩せたいですが残念ながらそんな都合の良い方法はないみたいです…。やはり摂取カロリーを抑えるか、消費カロリーを運動などで上げるかしないと痩せないので、運動が続かない私は食生活を見直すことにした所、要注意の食べ物ばかり…。そこで今回は健康に良い食生活についてご紹介したいと思います。
ダイエット中に食べてはいけない物と言えば、パン・パスタ・うどん・そば・ラーメン・そうめん・ピザ・カレー・ホットケーキ・ケーキ・クッキー・ワッフル・パイ・肉まんの皮・揚げ物の衣などなど。みなさんお気づきですか?これらの食品の原料には全て小麦粉が使われています。小麦を食べると血糖値が急上昇しそれを下げるためのインスリンが過剰に分泌され、そのインスリンは糖分を脂肪に変える嫌な働きをします。結果として脂肪を溜め込み太りやすくなり、シミやシワと言った老化を早めるそうです。さらに小麦、大麦、ライ麦などの穀物の胚乳から生成されるタンパク質の一種のグルテンには強い中毒性があるので、イライラを誘発することもあり、パンやスイーツを食べると止まらないといった現象を引き起こしたり、一度食べるとやみつきになり繰り返し食べたくなってしまうという恐ろしい現象が起こります。みなさんにも心当たりがあるのではないでしょうか?しかも、パンには砂糖・マーガリン・ショートニングといった高カロリーな材料が多用されていて、それらを避けるだけで余計なカロリーを省き、栄養バランスを保てるとのこと!パンやシリアルが主食のアメリカでは、ハリウッド女優やレディー・ガガ、スーパーモデルのミランダ・カーなどが既に『グルテンフリーダイエット』を実践したことから「ヘルシーな新しい食習慣」として流行りだし、米粉やトウモロコシ粉、ジャガイモ粉などを使ったパンやパスタが普通にスーパーで売られているんだとか。しかしグルテンフリー食にダイエット効果が期待出来るのかは特に根拠は無いらしく、もともとグルテンにアレルギーを持っている人がグルテンフリーを実践したところ体調が凄く良くなったというところから始まったみたいでして、欧米食が広まった日本でもこの「グルテン過敏症」は増えてきているようです。慢性的な身体の不調などがある方は食物アレルギーチェックを受診してみるのも良いかと思います。
では結局何を食べれば良いのか私なりに調べた結果、お米です!それも玄米!!あとは野菜と良質なタンパク質です!ではなぜ玄米が良いのでしょう?そもそも玄米と白米の違いとは、玄米から糠(ぬか)と胚芽を取り除き胚乳のみにしたお米が白米でして、白米にしたほうがおいしくはなるのですが、代わりに体に良い成分は失われてしまいます。なんと玄米には白米の6倍もの食物繊維が含まれているのです。厚労省の推奨する日本人の目安摂取量は1日あたり成人女性で17グラムとされていますが、実際は平均して9~13グラム程度しか摂取されていないそう。玄米にするだけで問題解決ですね!食物繊維には便秘の解消以外にも、コレストロール値を下げたり、高血圧・糖尿病・肥満を予防する効果もあるのです。さらに、糖質(炭水化物)をエネルギーに変える働きをしてくれるビタミンB1は白米の4倍!B1が不足すると疲れやすくなります。さらにさらに、酵素と結びついて脂質を燃焼してくれるビタミンB2は白米の3倍!B2が不足すると、エネルギー不足になるだけではなく脂肪がついて太ってしまいます。ビタミンB6に至っては白米の10倍!!ビタミンB6はタンパク質から身体の材料を作るうえで欠かせなく、特に皮膚の新陳代謝への影響が大きいので美肌作りにはとても大切なのです♪つまり精米する際に、これらの栄養素の95%がそぎ落とされてしまっていることになります。白米に残っているのは5%だけ…。これで白米より玄米の方が栄養価が高いことはお分かりいただけたかと思います。玄米は歯ごたえがあり満腹感も得られるのですが、逆に言えば消化に時間がかかり、胃腸への負担が大きいとも言えます。療養中の方や、胃腸の弱い方、小さなお子さんは摂取に注意が必要です。なので、玄米食に切り換える際には白米に少しずつ混ぜて、様子をみながら増やしていくことをオススメします!玄米は継続しないと効果を実感しにくいので自分に合った方法でゆっくり継続していくのが理想です。
少しはみなさまのお役に立てたでしょうか?今後も、ダイエットや健康管理についてご紹介出来たらと思っておりますので宜しくお願いします(^^)
2014年6月1日 10:00 AM | カテゴリー: コラム