コラム
2013.04.26
算数・数学は苦手ですか?
みなさんお久しぶりです、FPロバです。私は、久々のコラム登場です。他の仕事に追われていても、隙間の時間をうまく利用して書き物をしたいところですが、書くことが得意ではないので気持ちが乗って来なかった時はタイムアウトです。人は皆何かしら苦手意識があるものですね。
さて今回は、算数・数学は苦手ですか?というタイトルを選んで書いてみました。実際に、算数や数学が苦手な人って多いですよね。私なんかは、小学生、中学生の時は算数・数学はどちらかと言うと得意な部類でした。高校生になると、数学に興味が湧かなくなってきました。高校1年生の時に数学はもうこんなものでいいかなと思い大学は私立文系に決めた口です。文系のクラスを選んだので高校3年生の数学の授業は高校1年生の復習でした。真面目に授業を聴いて、1年生の時は定着しなかったところを今度は何とかクリアしてみようかと思っていました。ただ、脳の反応は違ったようで、先生が一生懸命教えてくれている光景だけが頭に強く入ってきて、数学の内容については脳がもういいやと思っているのが明らかで全く定着しませんでした。興味は高校1年生でなくなっていて大学受験の科目にもない、脳からお疲れ様と言う言葉が発せられていたのです。
物事は、興味が湧くものと興味が湧かないものに分類されます。興味が湧くものの場合脳が喜んでいる状態になると思います。これによりその分野はその人にとって得意の分野となるのではないでしょうか。
逆に、興味が湧かない分野からはとことん目を反らし、最初から存在しなかったもののような扱いをしてしまうのではないでしょうか。まさに苦手な分野の登場です。受験などは嫌なものですが、受験科目であるうちはまだ興味が少々維持されているのでしょう。
ならば算数・数学の学問が興味ある存在へと変化する努力・工夫をしないといけないのではないでしょうか。社会科や理科の分野で算数・数学(広く数字・統計・計算など)を必要とした場合、その分野への興味がある状態で算数・数学が取り扱われるので脳は喜んだ状態が続く可能性が高いと思われます。算数・数学単体の学問として、好きになれ、理解しろ、得意になれ、専門家になれと言われても難しいのではないでしょうか。
私は、算数・数学が、みんなの興味を惹きつける存在へと変化することを強く望んでいます。その為には、世の中で実際に起きていること、家計や経理、経済、統計、自然現象などを算数・数学で解いていくという行為を小学生の時からしていくべきではないかと思います。教科書には、写真やイラスト、実験結果の図表などが多く掲載されたものが良く、興味が尽きないものにすべきです。いろんな事象を、簡略化した計算で対応し、高学年に進むにつれ本格的な解法へと省略せずに進んでいく学問となることを期待して今回は締めとさせていただきます。
みなさんも算数、数学が苦手にならないようにするにはどうしたらよいか考えてみて下さい。それでは、またお会いしましょう。
(コラム*FPロバ)
2013年4月26日 10:00 AM | カテゴリー: コラム