コラム
2013.01.28
水族館
一月も終わりが近付き、春休みも目前ですね。大学生の休みは2ヶ月ほどあるかと思いますが、出かける計画はありますか?水族館や動物園などはいかがでしょうか。そんなわけで、今回は水族館について書いてみようと思います。
突然ですが、皆さんは日本が世界で一番水族館が多い国だと知っていましたか?
各国の有力な水族館の関係者が参加する国際水族館フォーラム(IAF)では世界中で計431館の水族館を確認したそうです。その中で国別トップは70館の日本で、二番が61館の中国だそうです。日本動物園水族館協会に加盟している水族館は国内に66館、全てが加盟しているわけではないようなので、小規模のものも含めると100館を越える数の水族館があります。日本は、人口あたりの水族館数が世界一と言われているらしく、水族館大国と呼ばれても過言ではないですよね。最近では中国でも水族館の建設が急増しているらしく、日本を抜いたとも言われているようですが、どうなのでしょうか。正確な館数が分かればいいのですが、閉館などもあるので正確な数を把握するのは難しそうですよね。
さて、皆さんのほとんどは水族館に行った経験があるのではないでしょうか。日本全国、どこにでもあるお出かけスポットの一つが水族館ではないかと思います。家族みんなで、友人と一緒に、恋人とデートで、と行く人を選ばずに楽しめる場所ですよね。もちろん一人でのんびり見学するのもいいでしょう。
私も水族館には何度か行った経験がありますが、何度行っても楽しめる場所のように感じます。全国にたくさんある水族館はどれ一つとして同じものがないので、その場所の特色を感じることも出来ますよね。イルカやアシカのショー、見せ方の工夫、珍しい魚の展示など、来館者をあきさせない工夫も感じられます。
水族館の規模についても触れてみたいと思います。まず、日本で一番大きな水槽を持つ水族館は、沖縄の沖縄美ら海水族館です。「黒潮の海水槽」が水量7,500tと一番大規模だそうです。二番目は大阪の海遊館の太平洋水槽(水量5400t)となっていますが、館内全ての水槽を合わせた水量が多いのは海遊館だそうです。
魚の展示の種類では、一番多いところは東京タワー水族館が最多といわれていますが、こちらは水族館というより熱帯魚販売店の色合いが濃いようです。一般的なイメージに当てはまる水族館で言えば、三重県の鳥羽水族館が一番ではないでしょうか。約1,000種25,000点の多種多様な水中生物を鑑賞することができます。また、日本で唯一人魚伝説のモデルとなったジュゴンを見ることが出来る水族館となっています。
日本のほとんどの都道府県には水族館が存在します。
みなさんの近くにある水族館には、どんな特徴がありますか?他との違いを意識しながら見てみるのも面白いかもしれませんね。
2013年1月28日 10:00 AM | カテゴリー: コラム