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2017.08.01
山形 ~ご当地シリーズ6~


 ご当地シリーズ第6弾は山形です。山形県は日本海側に位置する東北地方の県です。日本海側上は秋田県、下は新潟県となります。県庁所在地は山形市。山形県といえば、何を思い浮かべるのでしょう?Gooランキングによると、上位から順に、さくらんぼ(佐藤錦)、米沢牛、山形弁、山形新幹線(つばさ)、蔵王連峰、ダニエル・カールさん、最上川、ラ・フランス、だだちゃ豆。将棋の駒は、圏外の12位でした、残念。

 

 では、『さくらんぼ』から触れていきましょう。『さくらんぼ』は、桜の坊。さくらのおこちゃまですね。生産者の間では、桜桃と呼ばれていて、商品として店頭に並ぶと『さくらんぼ』と呼ばれるとのこと。山形県は『さくらんぼ』全国生産シェア7割を超えている。その、ほとんどが『佐藤錦』なのである。水はけが良すぎて水田に向かない土地にヨーロッパから輸入した『セイヨウザクラ』の苗木を植え、育てていったとのこと、明治時代初期のことである。日本に生息している見るための桜と違い『さくらんぼ』が食べられる『セイヨウザクラ』、私はこちらのほうが好きですね。『くいしんぼ』ですから。『佐藤錦』ですが、『ナポレオン』と『黄玉』の交配により出来た品種です。『さくいらんぼ』は、自家不和合性ですので、『佐藤錦』と『佐藤錦』の掛け合わせでは結実に至りません。『佐藤錦』の受粉木には『ナポレオン』使われているそうです。

 

 次に『ラ・フランセ』です。『ラ・フランセ』はフランス生まれで明治のはじめに日本に導入されました。それは、西洋梨の果実としてではなく、受粉用でした。『バートレット』というイギリス生まれの西洋梨を結実させるために導入。『バートレット』は缶詰用でアメリカに導入された時に名前が変わってしまったようですが、今でもヨーロッパでは『ウィリアムズ』呼ばれています。元々の名前がわからなくなってしまったというのは、他の樹木でもよく聞くことです。『ラ・フランセ』は開花から結実までの期間が非常に長く、病害虫、台風の影響の影響を受けることと、追熟の技術がなかったことなどで非常に育てにくく受粉樹としての役目でした。やがて技術革新、グルメブームなどで主役は取って代わり今では西洋梨と言えば『ラ・フランセ』、『ラ・フランセ』と言えば、山形県産となりました。

 

 そして最後に、『将棋の駒』です。天童で『将棋の駒』を作り始めたのは、江戸時代後期とこと。天童織田藩の財政は窮乏していたので、駒作りで立て直そうとしたのが理由だそうです。その後も『押し駒』『書き駒』という駒が衰退しても、高級駒である『彫り埋め駒』『盛り上げ駒』へ移行することに成功する。駒の機械化も対応が早く、変化はあっても町をあげて日本一となるところまで持っていくのとそれをキープするのが上手いですよね。自治体や組合をよく分かっているようで、『天童桜まつり』『人間将棋』『子ども将棋大会』『全国中学生選抜将棋選手権大会』ちゃんと将棋の話題を提供・発信していくのがとても上手く感じます。

 

 山形県について書いてみました。わたしの山形県のイメージは、とても賢い県というイメージです。いろいろな分野で商売が成り立つところまで突き詰めることに長けているという印象です。私は将棋を毎日指すほど将棋好きなので、今度ぜひ舞鶴山へ行って『人間将棋』を見てみたいです。ちなみに天童市の姉妹都市イタリアのマロスティカ市の『人間チェス』。こちらもぜひ行ってみたいですね。次回は福島県です。どうぞ宜しくお願いします。

 

(コラム*FPロバ)


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