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2017.10.23
茨城 ~ご当地シリーズ8~


 ご当地シリーズ第8弾は茨城です。茨城県(いばらきけん)は、関東地方の北東部に位置する県です。人口は静岡県に次いで代11位。290.5万人が住んでいます。ちなみに15位までを書いてみます。1位から東京都、神奈川県、大阪府、愛知県、埼玉県、千葉県、兵庫県、北海道、福岡県、静岡県、茨城県、広島県、京都府、宮城県、新潟県となっています。北海道、静岡県、茨城県、広島県、京都府、宮城県、新潟県については20年前と比べて人口が減っています。気になるところです。
 茨城県の特徴と言えば平地が多いこと。県の面積は全国24位ですが、可住地面積4位、工場立地面積1位、耕地面積割合1位、住宅敷地面積(1住宅当たり)1位と使える土地がとにかく広いのが特徴です。
Gooランキング『茨城県といえば浮かぶものランキング』を見てみると1位から順に『納豆』『水戸黄門』『偕楽園』『つくばエクスプレス』『鹿島アントラーズ』『筑波山』『筑波研究学園都市』『日立製作所』『霞ヶ浦』『JR常磐線』となっています。食べ物が1つ『納豆』のみのランクイン、鉄道が『つくばエクスプレス』『JR常磐線』と2つランクインしているのも特徴ですね。それだけ多くの人が東京方面に働きに行かれているということでしょう。
 それでは、『つくばエクスプレス』について少し触れていきたいと思います。つくばエクスプレスは略称TX、所有運営しているのは首都圏都市鉄道です。秋葉原駅~つくば駅まで58.3km、東京都→埼玉県→千葉県→茨城県と45分で走り抜けます。駅数は20駅、最高速度は130km/h、ワンマン運転なので車掌さんはいません。前線を通じて踏切はゼロ、すべての駅に転落防止用のホームドア、これは共に安心ですね。事故を防止するにはいい取り組みでしょう。また最長18kmのロングレール採用とありますが、これは凄いです。そもそも路線内訳に東京都13.2㎞(千代田区 台東区 荒川区 足立区)、埼玉県 7.4㎞(八潮市 三郷市)、千葉県13.5㎞(流山市 柏市)、茨城県24.2㎞(守谷市 つくばみらい市 つくば市)とありますから、1つの県を1本のレールで走るイメージですね。
TX無線LANは今までの駅構内などのスポット(点)で利用する公衆無線LANサービスではなく、シームレス(途切れない)状態での使用を列車内で可能にしたものだそうです。さすが秋葉原~柏の葉キャンパス~つくばを走り、沢山の頭脳を運ぶ鉄道ですね。
 今度ぜひ『筑波山きっぷ』を購入し、秋葉原駅→つくば駅→筑波山と出かけてみたいと思います。割引等特典多数のようです。温泉に浸かって翌日のつくばエクスプレス(TX)利用も可能です。ぜひ行ってみたいですね。以前は初日の出も筑波山へ行ってました。行きはケーブルカーで上り、帰りは徒歩で下ってくることが多かったですね。山を下ることは結構楽しいですよね。時間も掛からないですしね。ケーブルカーも悪くはないですけど、時間が多少あるならばお勧めです。ただ雨が降りそうなら止めましょう。足を滑らすと、何百メートルも滑っていってしまうかもしれません。登山は自己責任で気をつけて行動しましょう。

 

 最後に納豆にいきましょう。納豆は、大豆を納豆菌で細菌発酵させた発酵食品です。納豆菌は、枯草菌の一種です。稲の藁に多く生息しています。自然発酵による伝統的な製法は、蒸した大豆を稲の藁苞で包み、40度程度で保温して1日ほどおいておくというものです。稲わらに付着している納豆菌が大豆に移り増殖することにより発酵されるという理屈です。筑波山や茨城のサービスエリアに行ったときなどは藁納豆を購入します。これぞキングオブ納豆と思います。
 これに対して現在家庭で食べているパックに入った納豆は大量生産用の製造となります。あらかじめ作っておいた納豆菌を蒸した大豆にかけ発泡スチロールに入れた状態で40度程度で6時間ほど保温することで、納豆菌の増殖をさせる方法です。温度の上昇と冷却で程よい納豆を作るというものですね。美味しく仕上げていただいて日々食卓で大活躍しています。

 今回はご当地シリーズ第8弾ということで『茨城』についてでした。次回は栃木県です。しばらくお待ちください。合わせてご当地キャンペーンをしています。そちらも宜しくお願いします。

(コラム*FPロバ)


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