コラム

コラム

2015.12.01
池袋


 イーキャンコラムにて3大副都心の『渋谷』、『新宿』はあるのに、まだ池袋がなかったので今回は『池袋』について書かせていただきます。私は25年程豊島区民だったので池袋は庭です(笑)ビックカメラのCMソングに「不思議な不思議な池袋~東が西武で、西、東武~高くそびえるサンシャイン♪」とあるように、東口に西武百貨店池袋本店、サンシャイン60、最近移動した豊島区庁舎、映画館やゲームセンターなどが並ぶサンシャイン通り、パルコやニコニコ本社が移転したP‘パルコ、本店を含めたビックカメラ4店舗と、三越跡地にOPENしたヤマダ電機LABI1総本店があり、西口には東武百貨店、ルミネ、丸井、エソラ、私が成人式をした東京芸術劇場や池袋ウエストゲートパーク(2000年にTBS系で放送されたドラマ)の舞台となった池袋西口公園などがあり、1日に約100万人の集客人員があるそうです。

 池袋駅は東武東上線・西武池袋線・丸ノ内線・有楽町線・副都心線・山手線・埼京線・湘南新宿ラインの8路線からなる巨大鉄道ターミナルで一日平均乗降者数は約258万人。年間に直すと約9億4380万人となり、新宿駅に次いで世界第2位だそうですが、丸の内線、有楽町線、副都心線においては1位です。また、東武東上線や埼京線など、地下鉄の相互乗入運転により埼玉方面との玄関口となっており、このことからも利用客数の多さが表れていますね。

 地名の由来は、多くの池に囲まれたような地形によるものなど諸説あるようですが、直接の由来とされているのは、現在の西口にあるホテルメトロポリタン一帯(西池袋一丁目)に存在していた袋型の池が袋池(丸池)と呼ばれていたことからきているようです。「袋」の付いた地名には、谷などが袋状にえぐれた地形や(都内では沼袋、横浜市中区の池袋など)、河川が袋のように曲流するところに多く、丸池付近は窪地になっていて地形が袋のようになっていたとのこと。江戸時代にホタルと月の名所であった丸池は縮小されたものの1990年代後半まで空池の状態で残っていたが、現在は完全に埋め立てられていて、丸池が存在したことを後世に残すため、元の場所より少し北側の隣接地に元池袋史跡公園が開設され池を偲んでいます。

 

 1978年に完成したサンシャイン60以降特に大きな変化がなかった駅周辺が、冒頭でも少し触れましたが、庁舎移転を契機に変わり始めてきたようです。今年の3月に日本初のマンション一体型の本庁舎「としまエコミューゼタウン」が東口から南東に徒歩8分の住宅街の一角に地下3階、地上49階、総事業費約423億円で完成。3~9階に豊島区役所が入り、上層部の分譲マンション322戸は受付開始から約7週間で完売したとのこと。では旧庁舎の跡地はというと、地上30階地下2階建て延べ床面積約6万4000㎡のオフィス・商業棟を2020年3月に建設予定らしく、隣接する豊島公会堂と分庁舎の敷地に地上7階地下1階建て延べ床面積約1万㎡のホール棟を2019年3月までに建設する予定。東口を出た人がほぼサンシャイン方面に向かうということだが、これで人の流れがかなり変わるのではないでしょうか。さらに、サンシャイン方面にも新たに地下3階・地上15階建てで、12のスクリーンを持つ「新シネマコンプレックス」を2017年までに建設予定。東口には現在3箇所の映画館があるので、個人的には西口に新しくてキレイな映画館があるといいのにと思ってしまいました。

 東口はバイパスも整備中で、駅前の明治通りの混雑暖和のために19年度完成を目指すこのバイパスは新庁舎の南側辺りで地下に潜り、目白通りを超えた辺りで地上にでて明治通りと合流する予定。豊島区はバイパス開通後、交通量が減った駅前の道路を廃止し歩行者広場にして人を駅から外へと出てもらう構想を持っているようです。この新バイパス制作によって友人宅が立退きになったり、思い出の通学路が全く違う景色になってしまったのですが、これも時代の流れなので仕方のないことですね。見慣れた景色が変わるのは少し寂しい気がしますが、これからも今まで以上便利な池袋になるよう期待したいと思います。

(コラム*ミーアキャット)

HOME