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2015.05.01
将棋タイトル戦について


 今回のコラムは、将棋のタイトル戦について書いてみたいと思います。以前『将棋について』という題名でコラムを書いたのですが、将棋ネタの続編ということで前回「将棋について」と合わせて読んでみてくださいね。
まず、将棋タイトルについて羅列してみますと、竜王戦、名人戦、王位戦、王座戦、棋王戦、王将戦、棋聖戦、以上が7大タイトルといわれています。平成7年度羽生さんが七冠と言われていましたが、先に挙げたすべてのタイトルを持っていたのです。頭脳、体力だけでなく、いろいろな戦法や新手が指せるように日々研究をしているわけで、まさに神業です。

 

 年間のスケジュールから見ていきますと、王将戦1月から3月、棋王戦2月から3月、名人戦 4月から6月、棋聖戦6月から8月、王位戦 7月から9月、王座戦9月から10月、竜王戦10月から12月がタイトル戦いわゆる決勝戦(防衛戦)ですね。1年を通して、タイトル戦を楽しめるわけです。タイトル戦がずれていないと七冠を取った場合、防衛戦の日程が組めませんからね。主催者がすべて各新聞社なので話題もずれていた方が良いでしょう。
 そこで主催者を見ていくと、竜王戦は読売新聞社、名人戦は毎日新聞社・朝日新聞社、王位戦は新聞三社連合(北海道新聞・東京新聞・中日新聞・神戸新聞・徳島新聞・西日本新聞)、王座戦は日本経済新聞社、棋王戦は共同通信社他、王将戦はスポーツニッポン新聞社・毎日新聞社、棋聖戦は産経新聞社となっています。新聞社が読者獲得のためにタイトル戦を主催しているのがよく分かりますね。

 

 このタイトル戦は、7番勝負と5番勝負の2つに分かれますが、竜王戦、名人戦、王位戦、王将戦が7番勝負。王座戦、棋王戦、棋聖戦が5番勝負になります。トーナメントとは違い、7番勝負が先に4勝した方の勝ち、5番勝負が先に3勝した方の勝ちとなります。この1勝の違いがどう違うのか対局している当人たちしか分かり得ないものでしょう。若手が場馴れする前に負けてしまうのか、人によってはそのトーナメントのための戦法のみで押し切れるなど様々でしょう。
 次に気になるのが1局の持ち時間です。竜王戦は各8時間、名人戦は各9時間、王位戦は各8時間、王座戦は各5時間、棋王戦は各4時間、王将戦は各8時間、棋聖戦は各4時間となっています。例えば各8時間の場合、2人で16時間の持ち時間ですね。よって、竜王戦、名人戦、王位戦、王将戦は二日制となっています。その他は一日制です。このようなタイトル戦でも持ち時間は随分違うものです。二日制の場合は封じ手というルールがあります。初日の最後の手を相手に教えてしまうと一晩中考えることができるので有利不利が生じるということで、次の一手を紙に書いて封筒に収めてしまいます。
 7大タイトル戦の中で、女流棋士枠があるのは、竜王戦、王位戦、王座戦、棋王戦、棋聖戦。アマチュア枠があるのが、竜王、棋王戦ですね。
 現在最高優勝賞金は読売新聞社主催の竜王戦です。優勝賞金4200万円、敗者賞金1550万円と高額です。タイトル保持者は次大会では防衛戦となります。三段・アマチュア・女流棋士も参加でき、賞金も高額の夢のタイトルですね。

 

 みなさんも夢を追いかけ将棋を指してみてはどうでしょう。将棋は相手の盤上の駒を取ってすぐ自分の駒として使える複雑な頭脳ゲームです。駒の動き、戦法、囲いを覚えトライしてみましょう。将棋アプリ『将棋ウォーズ』なども利用してみると上達が早く楽しく覚えられるかもしれません。ただ、超早指し(3パターンあり。持ち時間各10分、持ち時間各3分、一手10秒)なので好き好きあるかと思いますが。Eテレの将棋フォーカス・NHK杯将棋トーナメントなどを見てみるのも、楽しいかと思います。自分なりの楽しみ方を探してみてくださいね。

(コラム*FPロバ)

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