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2012.12.17
クリスマスの始まり


 日を追う毎に寒さが増していく今日この頃、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?街を歩いていると、クリスマスの特集なんかも目立っていますね。幼い頃から当たり前のように過ごしているクリスマスですが、改めてどんなもの?と問われた時にどれくらいのことを答えられますか?
 今回は、日本におけるクリスマスの起源について書いてみようと思います。

 まず、クリスマスとはどんなイベントなのでしょうか。日本とキリスト教圏の諸外国と比べると、クリスマスに対する(気持ち)は違うように思えます。まず、日本の根底にあるのはやはり仏教ですが、仏教徒と呼べるほど熱心な人を多くは見受けられません。慣習としての宗教は色々と根付いていますが、日本においてはイベントとしての意味合いが強いのではないでしょうか?
 クリスマスイブは、キリストの聖誕祭としての意味があります。しかし、日本は先述のとおり本来の意味を持って祝っている人は少ないと考えられます。日本人は流行好きで祭り好きという特徴があるようですから、クリスマスも家族や恋人、友人と楽しむイベントとなっていますよね。

 

 日本語の「クリスマス」という呼び方の由来は、英語の「Christmas」から来ており、「キリストのミサ」を意味する「Christ’s Mass」が語源となっているそうです。クリスマスがしばしばXmasと表記されるのは、キリストを意味するギリシア語「Χριστος」の頭文字である「Χ(カイ)」、あるいはそれと同じ形であるローマ字の「X(エックス)」を省略形として用いたからとのこと。ここからも、キリストが大いに関係していることは間違いがないですよね。
 しかし、クリスマスのイメージといえば、やはりプレゼント。一年いい子にしていた子供にサンタクロースから贈り物が贈られるというものです。皆さんの中にも、サンタさんからのプレゼントを心待ちにして枕元に靴下を用意した経験がある方は多いのではないでしょうか?プレゼントを贈りあうという風習はいつから生まれたのでしょうか。

 クリスマスにプレゼントを贈ることとなった起源には、やはりイエス・キリストの存在が大きく関わってきます。キリスト教の司教である聖ニコラスが、人に知られずに困った人へ贈り物をしたことや、キリストの誕生の際に、東方から来た賢人達が贈り物を持ち寄ったことが起源となっているようです。クリスマスプレゼントはキリストへの誕生日プレゼントであり、聖書の中にも「わたしの兄弟であるこれらの最も小さい者のひとりにしたのは、すなわち、わたしにしたのである」(『マタイによる福音書』25章40節)という言葉があるそうです。ちなみに、クリスマスプレゼントを贈る習慣自体が始まったのは、一説によると古代ローマ帝国の時代から始まったとのこと。
 日本でクリスマスプレゼントを贈る習慣が出来たのは、明治時代で、当時のニューヨークで行われていたクリスマスに貧民へプレゼントを贈るというイベントを真似して、明治39年、救世軍が「貧しい人々へのクリスマスプレゼント」として、籠に詰まったお菓子やおもちゃなどを贈ったそうです。

 みなさんは今年のクリスマスはどのように過ごされますか?
 他にも、クリスマスの起源には北欧のユールも大きく関わってきます。興味がある方は是非調べてみてくださいね。

(コラム*カワセミ)


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