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2012.10.05
ハロウィーンの起源


 秋のイベントというと、皆さんは何を思い浮かべますか?
 イベントに限定して考えると、ハロウィーン(ハロウィン)のイベントを思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。実際にハロウィーンのイベントを経験した人はそんなに多くないかもしれませんが、知識としてのハロウィーンや「トリックオアトリート!」という言葉は聞く機会もあるのではないかと思います。私は子供の頃に一度だけハロウィーンのイベントに参加したことがあるのですが、意味合いなどは全く考えずにただの仮装してお菓子を貰う行事だと思っていました。
 今回は、日本においてあまり馴染みのないハロウィーンの起源やイベントの意味などを少しだけ紹介していきたいと思います。

 

 まず、ハロウィーンの発祥は、古代ケルト人が行っていた収穫感謝祭とされています。収穫感謝祭とは読んで字のごとく、収穫を感謝する祭りですね。日本でも各地で昔から豊作を祝う祭りは行われていますので、地元で秋に祭りが開催されていて、収穫感謝祭ならば馴染み深いと思う方もいるのではないでしょうか?
 古代ケルトのドルイド(祭司)の信仰では、新年の始まりが冬の季節の始まりでもある11月1日と考えられていました。つまり、その前日の10月31日は大晦日にあたるわけです。この日を迎えるためにサウィン(呼び方には色々あるようです)祭が催されました。また、同様に10月31日はキリスト教の「万聖節」の前夜祭です。万聖節とは、亡き聖人たちを祭るカトリックの行事です。サウィン祭と「万聖節」の前夜祭の2つが同時に行われるようになり、ハロウィーンとして秋の収穫を祝い、悪霊を追い出すお祭りが行われるようになったそうです。

 次に、イベントの意味ですが、ハロウィーンの日には、死者の魂がこの世に戻ってくると考えられているそうです。なので、キリスト教では10月31日~11月2日までを死者を慰める行事を行っているとのことです。日本でいうところのお彼岸のような感じでしょうか。しかし、戻ってくる魂は善人の魂だけではなく悪人の魂である悪霊や魑魅魍魎も一緒に戻ってきてしまい、色々な悪さをすると考えられていました。そこから、魔よけの効果があると考えられているかぼちゃのランタンを作ったり、子供たちが仮装してお菓子をもらうイベントが生まれたようです。ちなみに、もともとはかぼちゃではなく蕪(かぶ)でランタンを作っていたそうですが、ハロウィーンがアメリカに伝わったときにかぼちゃで作られるようになったとのこと。カボチャのお化けのJack-o’-Lantern(ジャック・オ・ランターン)も有名かと思います。蕪よりもかぼちゃの方が日持ちはしそうですよね。

 ハロウィーンの起源などには諸説あり、今回記載したこと以外にも色々な説があります。興味がある方は調べてみてくださいね。

(コラム*カワセミ)

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